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おとなしいはずのレタカラが、気の荒いアフリカンバスケットマウスと喧嘩しています。

そう、やっとこのレタカラも産卵しました。

種類はレタカラ・タイエリイ(サイエリイ)Laetacara thayeri です。

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この魚も簡単に産卵するだろうと思っていたのですが

まったくその兆候がなく、4匹からペアもできないまま

そしてその魚達はマックスサイズにまで到達しました。

このレタカラはドワーフではありません。

雄13-14cmでメスはひとまわり小さいぐらいです。

ずっと疑問だった性別の違いもようやくはっきりしました。

ありえないことに、雄タイプの輸精管は雌タイプの産卵管よりもデカイのです。

産卵シーンのカットがネットや本に無く、性別味方の決定的根拠がありませんでした。

唯一欧州のの方がペアと稚魚が写っている動画を上げていて
ここかなと思う一点はありましたけど。

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連休初日ですが、ついさっきまで撮影していました。

ちょっと受精率がわるいので今しか撮れそうになかったのです。

タンクメイトは他に約20匹以上いるので、仕切りいれないと稚魚は食べられる環境・・

とにかく性別の違いが分かったことが何よりも大きいのです。

フィラメント先端は雄雌どちらも伸びます。

そしてサイズや体型の差はマックスサイズにまでならないとはっきりしません。

このレタカラも特別珍しいアカラではないのですが

じっくりと追及することで色々発見できる楽しみがあるのです。

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頻繁に体色が変化するのでどれも色彩が異なります。


次は日本でおそらく未入荷のレタカラでもブログにあげましょうか?

日本未入荷の個体はアマゾン河下流で最近記載された小型の種類と
もう一種は上流のとある種類。 さて、どっちかな

めちゃくちゃ地味ですよ(笑)